彩り文字® 色あそび短期集中講座

よくある質問

講座の中で出た質問と、その答えをまとめています。
同じところで手が止まる方が多いので、気になったときに開いてみてください。
質問が出るたびに、このページに足していきます。

1 絵の具のこと

絵の具をどれくらい溶かせばいいか分かりません

いちばんのコツは、絵の具をケチらないことです。

少なめにして足りなくなると、結局書けなくなってしまいます。多めに溶かして、残ったらそれで練習してください。

どのくらい要るかは、こんなことで変わります。

  • いくつ字を書くか
  • どのくらい大きい字を書くか
  • どの筆を使うか

ですので「これくらい」とは言えません。ケチらずに溶かしながら、自分の適量を見つけてください。

💡 顔彩は一個ずつ買い足せます。(墨運堂さん)減ることを気にせず、たっぷり使ってください。

絵の具が減ってきました。どこで買えますか

単品で買うことをおすすめします。

セットで買う場合はAmazonなどからでも買えますが、彩り文字のセットとは違う内容になります。彩り文字の12色セットはオリジナルのセットなので、同じものは売っていません。

どこで買っていただいても大丈夫ですが、参考までに、単品で買える場所を1つご紹介しておきます。

🛒 墨運堂 顔彩(単品)
https://item.rakuten.co.jp/shuyodo/ga4/
(楽天市場・参考です。他のお店でも大丈夫です)

差し色に使っている絵の具が、ベースの色と混ざってしまいます

パレットの中の差し色に、ベースの色が混ざらないようにしたいのであれば、一回ずつキッチンペーパーで拭き取ってください。

でも私は、混ざったら混ざったでいいと思っています。混ざった色もよし、と思う方がいいです。その混ざった色も一つの作品の中のものとして、そのまま書き足していく方がいいと思っています。

色を変えたくなったら、そのときに変える
作品を変えるとき・色目を全部変えるときは、パレットを全部洗い直してください。
混ざって嫌だと思ったとき、色が汚くなったと思ったときも、そこで変えて大丈夫です。

同じ色がもう一度作れません

顔彩は、こんなに色が変わります。

  • 固形のときの色
  • 水に溶かしたときの色
  • 紙に書いたときの色
  • 乾いたときの色

どれも違います。ですので、経験的に体験しながら身につけていくものだと思ってください。

できることがあるとすれば、実際に書いて「乾いたらどのくらいになるか」のサンプルを作っておくことです。濃いとどうなるか、薄いとどうなるか。自分の中の参考になります。

必ず同じように出すのは難しいのですが、参考として作ってみるのはおすすめです。

💡 気に入った色ができたときは、必ず紙の裏に何色を使ったか書いておいてください。どのくらい混ぜたか、何を混色に使ったかは、あとから思い出したくても思い出せません。

ベースの色の量と濃さが分かりません

量:はがき1枚に書く場合は、パレットやお皿の中で、色水が動くぐらいの量を作ってください。書く字の大きさや数でも変わります。

濃さ:この濃さでなくてはいけない、というものはありません。差し色がにじみにくかったら、濃すぎです。水を足してください。

ベースの顔彩が薄めだと、透明感のある表現になって、にじみやすくなります。濃いと、存在感のある表現になりますが、差し色は見えにくくなります。その場合は、差し色も濃いめにしてください。

胡粉を入れると、もやもや・マーブルになります

胡粉は粒子が少し粗めなので、ひとりでに広がって、もやもやになります。それが胡粉の味です。

2 水分のこと

水分の量が難しいです

薄すぎても濃すぎても、組み合わせで変わってきます。とにかく自分でいろいろ試してみてください。

基本の考え方は、この2つです。

にじまない絵の具が濃すぎます
にじみすぎる絵の具が薄すぎます

それとは別に、紙の上の水分が少ないと、絵の具が濃くても薄くてもにじみません。

水分は多めでやってください。多すぎたら後で取る、くらいの形がおすすめです。
(取ることはできますが、足すことはなかなか難しいので)

水分が多すぎたときは、どうやって取りますか

水筆の水分をよく取ってから、紙の上にそっと乗せます。そうすると水分が取れます。

広い面積を取りたいときも同じで、そっと乗せてください。筆先だけの方がいいです。

⚠ べちゃっと乗せると、差し色で入れた色も一緒に吸い取ってしまいます。
差し色があるところの近くを取るときは、注意してください。
あるいは諦めて、一度取ってからもう一度差し直すのも一つです。

💡 2回目には、そういった話もします。

あけみん先生のように、きれいににじみません

にじむのは、ベースが濡れている間だけです。

乾いてから色を入れると、にじまずに入れた形のまま残ります。点々が点々のまま残っているときは、たいていこれです。

💡 にじませたいときは、ベースが濡れているうちに入れてください。乾いてから入れるのは、仕上げに色をはっきり出したいときです。

字の真ん中に、色の境目がくっきり出てしまいます

彩り文字では、これで全然ありです。彩り文字の先生の作品にも、この線はたくさん出ています。

水彩画だとすごく気になる線だと思いますが、出ていてよし、という目で見てみてください。少し離れて全体を見ると、気にならないと思います。

出てくる理由は2つあります。

  • ベースが乾きかけたところに、色が入ったとき
  • 水分の差が大きくて、乾く速さが違うとき(端だけ乾いて、真ん中はまだ濡れている、など)

字のふちが、ギザギザになります

ベースが乾きかけたところに上から色が入って、水分が字の端まで届かなかったときに、手前でギザギザの線になります。

私の作品にも出ています。

気になるときは、こうしてください。

  • 乾く前に色を入れる
  • 端まで届かなさそうなときは、水筆か入れた色で、字の輪郭まで(ぎりぎり超えるくらいまで)伸ばす
  • 外側のふちが気になるときは、外側にもう一重、きれいな線になるように書き足す(このときは点々ではなく、筆を横に動かします)

最後の仕上げの色が、きれいに入りません

コツは、少し濃いめにすることです。

途中で入れていた差し色よりも、濃いめの絵の具を使ってください。

元の顔彩から色を取って、色を濃くしてから書くくらいのつもりで加えてください。

⚠ 薄すぎると、真ん中が抜けたような色になります。
入れた点がそのままの色になる方が、仕上げはきれいに入ります。
そして入れた点がそのままの色になるには、少し濃いめの色が適しています。

仕上げに入れるときは、マットに、入れたい色がそのまま出てくる形がおすすめです。

水を吸い取ったら、色が真ん中に全部寄りました

水分を取った位置は水分が少なくなるので、そこに色が流れてきます。どこから取るかを意識して取りましょう。

真ん中に色が寄ったら困る場合は、周りから水分を取ってください。

3 雪の結晶(破墨法)のこと

どうやったら、うまく書けますか

これは正直にお伝えします。「この濃さで、こうすれば必ずできる」というものではありません。

私でも、今日書けないことがあります。

濃かったらできるものでもなく、薄かったらできるものでもありません。いろいろ書いてみて、自分でつかんでください。

何度も書いて、うまくいかなかったときはまた書く。私もそうやっています。

これで合っているのか、正解が分かりません

正解はありません。

自分が見て、つるっとした丸ではなく、ギザギザっと広がっていると感じられたら、それが正解だと思ってください。

💡 雪の結晶にならなくても大丈夫です。「なることがあるから、効果的に使えるときもある」という話です。

せっかく出た雪の結晶が、乾いたら消えてしまいました

書いている最中にいいと思っても、乾いたらいまいち、ということはあります。

逆に、乾く前はいまいちだと思っていたのに、書き上がったらいいなと思うこともあります。

どちらもあります。そして同じものは書けません。その偶然を楽しんでください。

濃度で言うと、どちらも濃いめの方が綺麗に残るかなとは思っています。ただ、それも必ずではありません。

4 紙のこと

練習用の紙は、ホワイトワトソンでなくてもいいですか

線の練習は、まるまんなど普段の紙で大丈夫です。

ただし、作品として出すときはホワイトワトソンを使ってください。

ホワイトカードとホワイトワトソンは、何が違いますか

ホワイトカード(100円ショップのもの)は、水彩紙ではありません。

そのため、水をシュッと吸ってしまって、にじみません。シミのように、カビのように見えることがありますが、紙のせいです。

ホワイトワトソンは水彩紙なので、水分がとどまってくれて、にじみます。

🛒 ホワイトワトソンは100円ショップにはありません。Amazonか画材屋さんで手に入ります(メーカー:ミューズ)。

紙が、うにゃーっと丸くなってきます

なります。水分をたっぷり使うので、そうなるものだと思ってください。

対策はマスキングテープです。真ん中を止めて、動かないように・浮かないようにします。端に水がたまっていくのも止められます。

紙がぶよぶよします

水分多めで書くと、どうしても紙がぶよぶよします。

対策としては、もう一つ厚いホワイトワトソンの300を使うか(今使っている人が多い190の約1.5倍の厚み)、ブロック紙といって、周りが固めてある紙を使うと、なりにくくなります。

5 筆のこと・お手入れ

「漢壁」の筆の毛が抜けます。私の扱いが悪いのでしょうか

抜けます。扱いが悪いわけではありません。

しばらく使っていると、軸のところが割れてきます。これも、割れて悪いわけではありません。中国の筆なので、割れてくるものです。

もう少しすると、また抜けたりもします。

💡 抜けたときは、また戻して、輪ゴムや紐で縛ってそのまま使ってください。それでも使えます。割れてきても、そのまま何年も使えます。

ただし、ちゃんと洗ってください。顔彩は固まります。洗っていないと、だんだん根元が固まってきてしまいます。

ベースの字は、ナイロンの筆で書いてもいいですか

ベースの字は、漢壁の筆で書くのがおすすめです。

漢壁は水分と絵の具をたっぷり含むので、乾きにくく、ベースの字が書きやすいです。

ナイロンの筆は水分の含みが少ないので、乾きやすくなります。

💡 色を入れるとき(差し色)は、ナイロンの筆でも大丈夫です。

筆を洗いながらだと、進みにくいです

絵筆を増やしてください。

色ごとに分けて持っておくと、洗う手間がなくなって進めやすくなります。

外から書き足す線が、細く書けません

筆を変えるのが、いちばん早いです。

彩り文字の筆(漢壁)は先だけを使わないと太くなるので、細い絵筆で書く方が書き足しやすいです。

漢壁で書くなら、本当に先だけを、注意深く使ってください。私は細い絵筆をおすすめします。

差し色は、細い筆の方がいいですか

そんなことはありません。

広い面積で入れたければ大きい筆でも全然いいですし、細いところにちょんと入れたいなら細い筆の方が入れやすい、というだけです。

小さい点で入れなければいけない、ということはありません。

差し色の点が、思ったより大きく広がってしまいます

筆に含んでいる絵の具の量が多いと、ばっと広がります。

水分が多い・薄い・濃いではなく、量の問題です。

調節したいときは、パレットのふちで筆の絵の具を切ってください。それだけで小さくなります。

💡 たくさん入れたいときは、大きい丸を描こうとしないでください。同じところに「ちょん、ちょん、ちょん」と3回入れる。そうすると、その中にも濃淡が出ます。

パレットや筆は、どうやってしまっていますか

  • パレットにラップをかけておく
  • 筆は色ごとに分けておく
  • 「漢壁」は根元が固まりやすいので、しっかり洗う

6 画面越しに見てもらうこと

画面で見てもらった色の濃さは、合っていますか

正直にお伝えします。画面越しでは、本当に濃いか薄いか(絶対値として)は、正確には分かりません。

お使いのモニターやカメラの性能で変わってしまうからです。実際のところは、自分の目で見るしかありません。

私が画面で見てお伝えしているのは、他の色とのバランスや、絵の具の動きから、トータルで考えたものです。

色の濃さは、必ずしも合っていないかもしれません。最後は手元のものを見て決めてください。

💡 手元が小さく映っていると見えないことがあります。「見てください」のときは、少し近づけて大きく映してもらえると助かります。

スマホで見ると、Zoomの画面が縦長で小さいです

スマホを横向きにしてください。横向きにして、一度画面を立ててください。立てることで、どちらが下かをスマホに認識させてから使うと、横長の大きな画面で見られます。

7 彩り文字のきまり

文字の中に、お花などの絵を入れてもいいですか

彩り文字は、文字の中にお花を入れることが、ルールの中ではNGになっています。

ご自分が筆文字作品として書くときはかまいません。でも、彩り文字としてはNGだということはお伝えしておきます。

「彩り文字」という名前を使う場合はNGだと思ってください。

私も、当然のように文字の中に絵を入れて「これはダメ」と言われました。私自身はいいなと思っています。ですので、線があるということだけお伝えしています。

⚠ 今回、「彩り文字を練習しています」という中でお花が書いてあっても、それは練習中なので、出してはいけないということはありません。

作品をインスタなどのSNSに出してもいいですか

大丈夫です。この3回のシリーズで書いたもの、「あけみんから彩り文字を習っています」という形で出していただけます。ミク先生からも、いいと言っていただいています。

「彩り文字を勉強しています」という出し方も大丈夫です。

⚠ ただし、ご自分でオリジナルの作品を書いたときに「彩り文字です」と出すことはできません。そこは分けて考えてください。

色見本はもらえますか

彩り文字では色見本をお渡ししていません。協会としても渡さないことになっています。

そのかわり、ご自分の練習用に「この色とこの色を混ぜたらこうなる」を作っておくと参考になります。

ただし、同じ色を出そうとしても、本当に出ません。同じ色にこだわると進まなくなってしまうので、参考程度に。

8 迎え技法のこと

迎え技法で書いたら、線がひょろっと出て、おかしくなりました

元の字の先が、丸く太いままだったのかもしれません。

先が丸いところに外から線を迎えると、毛がぴょんと生えたようになってしまいます。

先が丸いときは、先に色を引き出して細くしてから、外から迎えてください。

先を引き出して細くしてから迎える図

💡 迎え技法を使おうと思うときは、はじめに書く字の先を、少し細めに書いておくとうまくいきます。

迎え技法は、長い線を入れることが目的ですか

長い線を入れることが目的ではありません。

迎え技法は、文字の外側から、文字の中に色を入れる技法のことです。

一か所でも、二か所でも、自分が表現したいところに使ってください。長い線につなげることもできます。

外から迎えるのと、中から引っ張り出すのは、何が違いますか

先端の色が違ってきます。

  • 外から迎えると、先端は入れた色のままはっきり出ます
  • 中から引っ張り出すと、元の色と混ざって色が変わります

外から迎えた時と中から引っ張り出した時の色の差

先端の色をはっきり出したいときは、外から迎えてください。混ざった色がいいなと思うときは、引っ張り出しても大丈夫です。

9 色の入れ方のこと

乾いてから入れる点々は、どこに入れたらいいですか

正直に言うと、決まりはありません。最後は感覚です。

私が見ているところは、3つあります。

  • 寂しいところ ── 離れて全体を見て、何も起きていないところ。色の変化も、濃淡も、形の変化もないところ
  • 光を入れたいところ ── ここが光っている、と見せたいところに点を置きます
  • 点は一人にしない ── 水玉のように均等に散らすより、仲間同士でまとめて入れると馴染みます。入れるところと、入れないところを作る、ということ

点々は、何色を入れたらいいですか

今その作品で使っている色か、その同系色を入れるのがおすすめです。

全然違う色を入れるのは難しいので、まずはここから。

💡 点々で入れるときは、濃いめの色の方が出ます。

光として入れたいときは、黄や胡粉がいいです。

思うようなにじみが出せません。乾き具合も分かりません

いろんな字を書くより、同じ字を、同じ色で、何度も書いてみてください。

二度と同じようには書けません。絵の具の濃さ、色を入れるタイミング、乾き方で、毎回違うものになります。

そのときに「何が違ったんだろう」を自分でつかむのが、いちばん上達します。

💡 私も同じ字を何回も書いています。サンプルを作るとき、みなさんに見せる用に書くとき、教えるために書くとき、紙を変えて書くとき。何回も書いているから、「これはこうなったんだね」が分かるようになりました。

よく「作品展に出すと腕が上がる」と言われます。
その理由は、納得いくまで同じものを何度も書くからです。ふだんの練習でも同じことをすると、つかめるようになりますよ。

胡粉を書き足しても、あまり目立ちません

黄色の上に胡粉は、もともと目立ちにくいです。どちらも明るい色だからです。

胡粉で目立たせたいときは、もっと濃く溶いた胡粉を入れてください。溶いた色が薄いと、乗せても出てきません。

色にこだわらないなら、乾いてから濃い色(青など)を入れる方が、はっきり目立ちます。

どの色を入れるかは、何のために入れるかで変わります。光を見せたいのか、アクセントが欲しいのか、で選んでください。

2文字・3文字の時は、どうしますか

2文字・3文字のときは、文字を少し小さめに書く・文字と文字をくっつけて書く・配置を考えて書くようにしてください。

2文字の場合は、一本の中心線にそろえて書くより、少しずらしてジグザグに書くイメージだと収まりやすいです。

3文字の場合は、どれかの文字を少し小さくすると収まりやすいです。

文字をたくさん書きたい場合は、はがきだとかなりきついので、大きな紙を使ってください。ホワイトワトソンにも大きい紙があります。はがきより一つ大きいのがサムホール、その上がF4です。

乾いてから文字の上に入れる差し色が、いまいちです

乾いてから、ベースの文字の上に入れる差し色は、濃いめの色で入れましょう。胡粉も使えます。

薄いと、入れたところが輪郭だけになります。

差し色を、どのくらい足したらいいか分かりません

離れて見て、単調だなと思うところから足してください。

ベースに足すなら、乾く前に入れましょう。乾いてから足すときは、少し濃いめの色を点々と、にじませない方法で入れると、差し色が映えます。

後から足した線(シルバーなど)が、止まって見えます

もう乾いてきていたからだと思います。乾いてから足すと、にじむようには入らないので、点々と上から書き足す方法になります。

後から足す色は、少し濃いめにしましょう。シルバーを足すのも効果的です。

近くで見るといいのに、離れて見るとがっかりします

離れて見ると、全体を見ることになるので、色が足りないところや単調なところが見えます。

そこに手を入れて、もう一手間かけると、さらに良くなります。

字が片側に寄って、反対側に隙間ができました

1枚で直すのは難しいです。紙を切るのも一つの手です。

または、反対側と同じ線(渦巻きなど)を何重にも書き足して、遊びを入れる方法もあります。恐る恐るではなく、思い切ってやってみてください。

10 はみ出させる・散らし技法のこと

はみ出させるときは、どの筆を使いますか

水だけの水筆を使ってください。筆に色は入っていません。

はみ出させても、はみ出しません。シュッとなりません

はみ出させたいところの空間を、空けておきましょう。はがきに書いて右にはみ出させたい場合は、少し字を小さくして右を空ける方が、はみ出させやすいです。

筆は腹を使って、横向きに動かします。押し付けすぎず、斜め上に力を抜きながら、シュッと抜いてください。

はみ出させたら、色がなくなります

ベースの色が薄いのかもしれません。もう少し濃くしてみてください。

散らしが均等になって、燃えているみたいになりました

小さい点を足して、近いところ・遠いところを作ってください。

散らしの方が、文字より強く見えます

色の濃さが同じすぎるのかもしれません。濃淡をつけるか、散らしを薄めにしてください。

散らす点を、文字の中に入れてもいいですか

入れてもいいです。濡れているときなら、にじんで濃淡が出ます。乾いてからなら、にじまない点として入れることができます。入れるタイミングで表現が変わります。

はみ出させる量は、どのくらいがいいですか

はみ出させる量が多くなると華やかになりますが、文字は読みにくくなります。どのくらいにするかは、自分がどんなものを表現したいかで決めましょう。

クラッカー技法の点は、どこに入れたらいいか分かりません

点の色の濃さや大きさを変えてみてください。

書いた線の上にも、点を載せていいです。線を避けて書いている人が多いですが、線の上にも載せると、奥行きが出ます。

散らしの流れ(風の向き)は、どう考えたらいいですか

自分で風の向きが見えていればいいです。

風がどこからどこへ流れているかを先に決めて、その流れに沿って散らしてください。

11 点苔法のこと

点苔の大きさや位置は、どうしたらいいですか

大きさはそろえない方がいいです。小さすぎると効かないので、1〜2個は「見えるよ」くらいの大きさに。全部大きいとうるさくなります。

文字から離しすぎないようにしてください。大きくするなら、文字に近いところに。

点苔法って、何ですか

もともと水墨画の言葉で、木の苔を点で表す技法です。彩り文字では、文字の外に点で差し色を入れる使い方をしています。

点苔法は、どうやって練習したらいいですか

入れる前に写真を撮っておくと、入れた後と比べられて、入れる位置の練習になります。

練習なら、入れ直してもいいです。水をつけてティッシュで拭くと、8割くらい取れます。